「傷官格の女性は、美人が多い」と聞いたことはありませんか?
気が強いと思われがちな傷官格ですが、傷官格の性格はとても敏感…。実は敏感で傷つきやすい一面も。
このように傷官格の人の性格は奥が深く、一筋縄ではいかないようです。
いつも何かに悩んでいるなら、それは傷官格の特徴かもしれません。
本記事では、傷官格の「性格・価値観」をはじめ、「向いている仕事」や「恋愛傾向」「相性のいい人・悪い人」「アプローチ法」についても紹介しています。
また、上級者向けの「身強」と「身弱」についても解説していますので、ぜひ参考に傷官格を深掘りしてみてくださいね。
傷官格ってどんな性格・価値観?
四柱推命の通変星である「傷官」とは、「しょうかん」と読み、頭脳明晰で頭の回転が早く、「傷官美人」と言われるほど、美人が多いのも特徴です。
傷官格の性格は、
- とても神経質で敏感な性格
- 激しい人見知り
- 思ったことは良いことも悪いことも素直に表現する
といった価値観や特徴があります。
それでは詳しく解説していきます。
とても神経質で敏感な性格
傷官格は、代名詞と言っていいほど性格が「敏感」で有名です。
もともとの性格が神経質であるため、細かなところが気になってしまうのです。
見た目はサバサバしているように見えますが、実は人との関わりが苦手なところもあり、目立たないように過ごしているところもあるようです。
このように、傷官格の性格はとても神経質で敏感な性格から、自らを生きにくくしているのかもしれません。
激しい人見知り
目立つことが苦手な傷官格は、大勢の輪の中に入るのも苦手な性格になります。
敏感で神経質な性格から、相手の考えがわかってしまったり、相手の表情を見ていないようで実はガッツリ見てしまうことも少なくありません。
できるだけ目立たぬよう、服装や見た目などを工夫するところもあるようですが、美人も多いことから結局目立ってしまうこともあるようです。
思ったことは良いことも悪いことも素直に表現する
傷官格は思ったことをストレートに、相手に伝えてしまうことがあります。
あまりにストレートな内容なので、良いことなら害はないのですが、悪いことを言われた相手が傷ついてしまうことも。
ストレートに言われた相手は、傷官格のことを「キツイ性格」とか「怖い人」などと思うかもしれません。
しかし傷官格にとって、思ったことをストレートに言うことに悪気がなく、相手が誰であっても対応を変えることはありません。
傷官格の人が向いている仕事
傷官格の人は、敏感な性格であることから大きな組織の中で働く仕事には向いていません。
自分のペースを乱されたくない傷官格ですので、自分の得意分野を活かした仕事に向いているでしょう。
たとえば、
- 専門的な知識のある研究者や技術職
- 教職員
- フリーランス
- 正財の人と相性がいい
- 食神の人と相性が悪い
- 心の余裕が好感を持たれる
- 優しく話を聞いてあげる
- とても神経質で敏感な性格
- 激しい人見知り
- 思ったことは良いことも悪いことも素直に表現する
などがあります。
専門的な知識のある研究者や技術職
傷官格の人は、先進的な環境で専門的な研究に没頭することや、高い技術力の試される現場、いちから何かを作り出すような職種に向いています。
そのため上から指示される仕事より、自らが主体となって働くことを好みます。
このような特徴を活かせる仕事といえば、研究者や技術者などの特殊な仕事です。
大きな組織の中で指示を待つような仕事では、傷官格の個性を生かすことができず実力を発揮させることができないでしょう。
教職員
傷官格の特徴から何か専門的なことを教える職種も向いていると言えます。
上から指示されることに対して得意としませんが、下に指示することは案外苦手とは感じないようです。
傷官格は、上司にたて突くことがあっても、部下には案外優しい一面を持っているのも特徴です。
専門的な知識を兼ね備えた傷官格は、自分の知識を与える=教えることに向いていると言えるでしょう。
さらに、神経質で敏感な傷官格の人は、傷ついた人の気持ちを理解することや寄り沿うこともできる特徴がありますので、カウンセラーなどの職種に向いていることも。
フリーランス
傷官格の人は、時間や職種に束縛されず、自由な働き方を好む一面もあります。
また、クリエイティブな仕事にも向いていることから、フリーランスのような職種でもその力を発揮させられるでしょう。
財運や金運にも恵まれていますので、仕事を獲得していくことも得意かもしれません。
さらに交渉能力もありますので、独立も夢ではないかもしれませんよ。
傷官格の恋愛傾向は?
傷官格は自由を好むことから、束縛を嫌います。
どれだけ自分が相手を好きでも、束縛する相手とはうまくはいきません。
また相手に対してアレコレ言ってしまうのに、自分は好き勝手するタイプもいます。
この場合、よほどお相手の心に余裕がなければ結婚までは難しいと言えそうです。
傷官格の人に片想いをしているなら、傷官格の自由奔放なところをうまく受け入れ、理解してあげることです。
交際相手やパートナーなら、相手を否定せずに少しずつ自分の気持ちを伝えるようにしていくと、関係がうまくいきそうです。
傷官格と相性がいい人・悪い人
傷官格は神経質で敏感な性格から、
傾向があります。
傷官格と相性のいい正財と、相性の悪い食神について、それぞれの特徴を踏まえて、詳しく解説していきます。
ぜひ参考に、あなたがどのタイプなのか確かめていきましょう。
正財の人と相性がいい
正財の人は、金銭面でしっかりしており、管理をする特徴があります。
傷官格も向上心が強く、そんな貯蓄上手な正財と相性がいい傾向にあります。
また、傷官格はお金を貯めることが上手いので、金銭面がしっかりしている正財の性格に自然と惹かれやすいと言えるでしょう。
傷官格は一生懸命頑張る人を応援したい気持ちになりやすい傾向がありますので、「偏財」や「比肩」の人とも相性がいいと言われています。
食神の人と相性が悪い
傷官格は、自分の考えを曲げることはありません。
食神についても自分の考えを曲げないので、互いに意見がぶつかりやすくなります。
意見がぶつかりやすくなると、お互いにどれだけ好きな相手でも、一緒にいることが難しいと感じてしまいます。
恋人以外に仕事のパートナーとしても相性が悪い相手になりますので気をつけたいところです。
さらに、「傷官格同士」もタイプが同じになるので、相性が悪いと言えるでしょう。
傷官格の身弱・身強はどう違う?
四柱推命には「身弱」と「身強」のタイプがあり、これらは全体のバランスにより決まるものになります。
同じ傷官格でも、「身弱」と「身強」タイプによって違いが現れることもありますので、このあたりについても詳しく解説しておきましょう。
傷官格の身弱の場合
傷官格の神経質で精神的に敏感になりやすいところが際立ってしまう傾向があります。
たとえばストレートに物事を言いすぎたあと、「なんであんなことを言っちゃったんだろう…」と極端に落ち込んでしまいます。
また、細かなことを相手に言いすぎたりもしてしまいます。
一緒にいる相手を、不快に感じさせてしまうことも多くなりますので、感情のコントロールや必要以上に言いすぎないよう気をつけたいところです。
傷官格の身強の場合
傷官格が身強の場合、持っている知識や才能を開花しやすい傾向があります。
頭脳明晰で頭の回転の早いあなたのことを、周りは「一目置く存在」として扱うかもしれません。
しかし、そのことに有頂天になってしまったり、人を見下すような態度をとることで、孤立しやすい暗示もありますので、常に謙虚な姿勢を忘れずにしていきましょう。
傷官格の人への接し方・アプローチ方法
傷官格の人へのアプローチや好感を持たれる方法は、相手を受け止めてあげることが前提です。
上部だけの言葉は見抜かれてしまうので、本音を踏まえつつ優しく諭すことがポイントになります。
たとえば、
などです。
詳しく解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
心の余裕が好感を持たれる
傷官格の人は、細かなところまで相手が気になってしまいます。
そのため、傷官格の人に細かなところまで指摘されても、受け入れてあげることが好感を持たれることに繋がります。
また、しっかりとと話を聞く姿勢も大切です。
聞いているフリをしているだけでは、すぐさま見抜かれてしまいます。
傷官格の人が、自分とは少し違った意見を持っていても、まずは聞き入れて接してくことが好感を持たれるポイントになるでしょう。
優しく話を聞いてあげる
傷官格の人は、思い込みからの落ち込みや被害妄想をしてしまうことが多々あります。
「私はみんなから嫌われている」とか「悪口を言われているかも?」など、人と接する中で気にしすぎてしまうところがあるので、そんなときは傷官格の人を受け止め、肯定してあげることがポイントです。
傷官格の特徴上、思ったことをストレートに言ってしまうことや、細かなところまで気になり指摘してしまう傾向がありますので、自分の言動を後悔し、周りからの評価を気にしてしまう部分があります。
そんな傷官格の人が落ち込んでいたら、優しく「そんなことないよ」などと声をかけ、さらに「誰からも悪口を聞いたことがないよ。」などと具体的に理由をつけてあげると良いでしょう。
まとめ
傷官格の性格は、
といった価値観や特徴があります。
良いところを活かし、自分の嫌な部分は改善できる努力も必要です。
もともと頭のいい傷官格なので、相手の立場になり考えることができれば、より人間関係での悩みを減らすことができそうですよ。