「オーラソーマって怪しいんですか?」こんな声を耳にしたことがあります。
オーラソーマはセラピーの一種ですが、オーラソーマを行っている人が「勧誘してきた」とか「内容がよくわからない」といった意見もあるようです。
本記事では「オーラソーマが怪しい」と言われてしまう理由について解説するほか、危険性などにも触れていますので、気になる方はぜひ参考にオーラソーマについて学んでいきましょう。
オーラソーマとは?
オーラソーマとはカラーセラピーの一種で、100本以上のボトル(イクイリブリアムボトル)に上下二層に分かれた液体が入っています。
オーラは「光」、ソーマは「生命エネルギー」としてカラーを駆使し、今の自分自身を表現した色を選んだり、自分の内面を知るための癒しの効果があるとされています。
また、カラーエッセンスを体に塗ったり、アロマの効果や化粧品など幅広く販売されているものもあるため、生活に溶け込むような品物も多い傾向です。
オーラソーマの起源は?
1983年にイギリス人女性「ヴィッキー・ウォール」が始めたカラーセラピーの一種です。
もともと彼女は薬剤師をしており、ハーブなどの知識が豊富でした。
薬剤師を行う一方で、足治治療院を開いていた経歴を持ち、薬剤師という枠を超えた活動を行っていたことでも有名です。
さらにヴィッキーは3度に及ぶ臨死体験のほか、66歳になる頃に失明したことをきっかけに「オーラを感じ、色を感知する能力」が高まり、オーラソーマが誕生したと言われています。
オーラソーマが怪しいと言われる理由
オーラソーマの開発者であるヴィッキー・ウォールは、純粋な気持ちで「人を癒したい」と思い、オーラソーマを広めてきたのかもしれません。
しかし、
- 高額な費用
- ハマる人が多い
- セミナーが多い
といったことから「怪しい」と言われています。
この3つの理由を詳しく解説していきます。
高額な費用
オーラソーマはハマる人が多いのですが、辞める人も多いと言われています。
その理由は、オーラソーマで生計を立てようとしている人がいるからです。
もちろん、オーラソーマの講座やセミナーなどを受講したときに、このような話が出ていることも事実です。
講師やセミナーを行う主催者も、自らの生活がかかっていることから、少しでも多くの人にオーラソーマを始めてもらいたいと考えている可能性も。
それに加えて、オーラソーマの資格を取得しても更新料や、ボトルを購入し続けなければならないなどの理由から、高額な費用を支払っている人も少なくないのです。
ハマる人が多い
スピリチュアルなことが好きな人や、癒すことで生計を立てたいと思う人がハマりやすい傾向があるようです。
また、自己肯定感が低い人、悩みや問題を抱えている人もハマる人が多い傾向があります。
その理由はカラーセラピーで自分を知ることができるため、高額の金額を払ってでも今ある問題をオーラソーマで解決し、生計を立てられるなら資格を取得したいと考えてしまうようです。
セミナーが多い
オーラソーマはとにかくセミナーや再受験などが多いです。
また、オーラソーマで生計を立てたいと考えているなら、3回の受講を終えたあと、さらに他の人に施術できるようになるための講座など、1回のセミナーや受講で終わることはありません。
何かと講座やセミナーなどが多く、その都度多額の受講料を支払わないといけないので、高額セミナーが多いことも怪しいと思われている要因になっているようです。
オーラソーマの危険性は?
オーラソーマの危険性は、とにかくお金がかかることです。
1つの講座を受けるのに受講料が15〜20万円ほど。
また、多くのオーラソーマの講座は3部制になっていることから、全部の講座を受講するとおよそ45〜60万円ほどの金額になります。
さらに、2年に一度の更新料と施術登録料を支払わないと、有料で施術することができません。
これに加えて、ボトルを全て揃えると、57〜70万円もの支払いが必要になってきます。
スピリチュアルなことで生計を立てたい人や、自分に自信がなく推しに弱い人などは勧誘されやすいので気をつけたいところです。
まとめ
オーラソーマが怪しいと言われる理由には、
- 高額な費用
- ハマる人が多い
- 高額なセミナーの回数が多い
といった理由から「怪しい」と思われることをお伝えしてきました。
さらに付け加えると、オーラソーマを受講して資格を取得しても、その後のフォロー体制も弱く、登録料やボトルのお金などがかかってしまうといった問題点もあります。
高額な金額を支払ったあとに、目が覚める人も少なくありません。
あなたがオーマソーラの受講を検討しているのであれば、よく考えてから行うようにしてくださいね。