男性と女性では、愛情表現の方法が異なります。
言葉で愛情を表現し、相手にも言葉で伝えてほしいと願う女性に対し、男性は多くを語らず、行動で示す人が多いのです。
男性が本当に好きな相手に見せる愛情表現を知ることができれば、お互いの気持ちをより深く理解し、二人だけの関係を築くことができるでしょう。
【行動/態度編】男性が好きな相手にする愛情表現10選
なかなか本音を言葉にしない男性は、その行動や態度で、相手への好意や愛情を伝えます。
中でも特に大切な女性には、不器用ですが確かにアピールをしているのです。
よく観察して、その愛情をしっかり受け取りましょう。
一緒に過ごせる時間を作る
相手が大切な人であれば、どんなに短い時間でも一緒にいたいと感じます。
「会いたい」「寂しい」と直接言わなくても、会えるように時間を調整したり、女性のスケジュールを確認するなどして、会える時間を作るために奔走しているのです。
仕事で忙しいときこそ、好きな人に会って癒されたい、という心理も影響しているかもしれませんね。
相手のことを知りたがる
家族のことや幼少時代の思い出、好きな物や仲良しの友達…
時には過去の恋愛についてなど、相手にまつわるさまざまなことに関心を持ち、尋ねるのは、
相手をより深く知り、より親密になりたいという心理から現れる行動です。
同時に、誰よりも相手のことを知っていたい、という独占欲も影響しているかもしれません。
男性自身に自覚があるかはわかりませんが、これは一種の愛情表現といえるでしょう。
常に先の約束をとりつけている
「週末のデートが終わったばかりなのに、もう来週の話?」そう思ったことはありませんか?
さらにはもっと先の連休や長期休暇の約束までしようとすることもあるでしょう。
これは男性が「次はいつ会えるんだろう」と楽しみにするあまりの行動と言えるでしょう。
あるいは、次の約束をしないと安心できないくらい、あなたのことで頭がいっぱいなのかもしれませんし、あなたを安心させるために意識して次の約束をしているという場合もあるかもしれません。
いずれにしてもあなたに好意を抱いていることは間違いないでしょう。
おでこにキスをする
性的な欲求とは別に、愛しさがあふれた時にするキス。
おでこや頬など、あちこちにキスをされ、くすぐったいような暖かさを感じることがあれば、それは男性からの愛情表現です。
特に、おでこへのキスは「親愛」を示し、親が小さな子どもにするように、「可愛い」「守ってあげたい」という気持ちの現れです。
キスをすることで、「自分のものだ」と確認する、独占欲の現れでもあるかもしれません。
手を握る
好きな人、大切な人にはいつでも触れていたいと思うものです。
手を握る以外にも、ふいに抱きしめたり、意味もなくただどこかが触れていたり…
「近づきたい」「触れていたい」という欲求は男女問わずあるものです。
女性があまり触ってほしくないと感じる「二の腕」や「お腹」に触ってくるのも、だらしないところも愛しいと感じる、愛情表現のひとつです。
彼女の嫌がる反応を見て楽しんでいる、といういたずらな面もあるかもしれませんね。
二人の将来の話をする
男性が二人の将来について話を持ち出すということは、少なからずあなたとの未来を予想しているということでしょう。
男性は結婚や子どもなど、未来の約束について、女性以上に深刻さや責任感を感じており、「もしも~…」と軽いノリでは話したくないと思っている人が多いようです。
結婚を望む彼女の期待に応えたい、という思いもあるかもしれません。
家族や友人に紹介する
これからも長く付き合っていきたいと思う女性のことは、「家族や友人にも知ってもらいたい」「できることなら仲良くなってもらいたい」という気持ちが芽生えるようです。
同時に、彼女には自分のバックグラウンドまで知ってもらいたい、という思いもあり、自分をよく知る家族や友人を彼女に紹介するという行動が現れるようです。
愚痴や悩みなどの話を聴く
相手の愚痴や悩みを聴くのはとてもエネルギーのいることです。
相手に関心がなければ、真剣に話を聴くことはできません。
特に雑談などの会話を積極的にしない男性にとっては、女性の長い話を聴くのは、女性が想像する以上に難しいことです。
それでも、愚痴や悩みを積極的に聴いてくれて、一緒に悩み、考えてくれるのは、あなたを大切に思っているからです。
好きな人のためになりたい、好きな人の人生にかかわりたい、と感じる男性の愛情表現のひとつでしょう。
内面を褒める
「かわいいね」「スタイルがいいね」など、人の外見を褒めるのは、見たままを言うだけで、それほど難しいことではありません。
それ自体は、外見に素直に魅力を感じているということでしょうし、悪いことではありませんが、相手の内面を褒めるためには、相手のことをよく知っている必要があり、表面的な誉め言葉では、ぼろが出てしまいます。
内面を褒めるということは、相手の人間性や生き方など、深いところで相手に魅力を感じ、尊敬しているということなのです。
それを相手に伝えることには、「あなたのことをよく見ている」「大切に思っている」ということを伝える目的もあるのです。
優しくする
小さなプレゼントを用意したり、重たいものを持ったり、車道側を歩いたり、ときには、女性が気づかないほどささいな優しさで男性は愛情を表現しています。
不器用な男性ほど、言葉で表現できない分、「優しくしてあげないと」「大切にしてあげないと」と意識しているのです。
相手にちゃんと伝わっているのか、不安になることもあるようです。
男性の優しさに気づいた時には、「ありがとう」と伝わっていることを示してあげましょう。
【連絡編】男性が好きな相手にする愛情表現5選
離れているときでも、よく観察していれば気づくことができる男性からの愛情表現があります。
「会えないならずっとLINEや電話でつながっていたい」と考える女性が多いのに対して男性は愛情の大きさと連絡の量は比例しない、ということが知られています。
では、量ではなくどんなことでその愛情を受け取ればよいのでしょうか。
デートの後でもすぐに連絡をとる
注目すべきは連絡のタイミングです。
「さっきまで会っていたのにまた電話?」
これは相手が好きな男性であれば、女性にとってもうれしい行動でしょう。
男性も女性と同じように、「もっと一緒にいたい」と思ったり、寂しさを感じたりしているのです。
「さみしい」と、直接言葉にするのは恥ずかしい、と感じる男性は多いですが、その気持ちは隠しきれないようですね。
帰宅時間を気にする
「今日は何時に帰る?」「仕事は何時まで?」「家についたら教えて」など、帰宅時間を気にするのは、心配しているからです。
「無事に家にたどり着くだろうか?」「事故にでも遭ったりしていないだろうか?」と気になり、過保護なくらいに連絡をとろうとするのです。
家に帰れば、「少し声が聴きたいな」「電話できるかな」と期待して時間を気にしているという場合もあるかもしれませんね。
「大丈夫?」とよく尋ねる
好きな人のことは「守ってあげたい」と感じる男性が多いようです。
何かいつもと違う様子があれば、「どんなことを考えているのかな?」「何かつらいことがあったのでは?」と気になってしまいます。
女性からすると「心配性だなあ」「過保護だなあ」と思うくらいに連絡がくるとしたら、それはあなたのことを大切に思っている証です。
尋ねてもいないのに報告LINE
「今日は○○を食べたよ」「今日はこんな仕事をしたよ」など、その日あったことを、尋ねてもいないのに報告することがあります。
これはあなたに聴いてほしい気持ちがあるからでしょう。
会話のきっかけにしたいという気持ちもあるかもしれませんし、自分のことをもっと知ってほしいという気持ちもあるのかもしれません。
女性のように「雑談」が得意ではない男性がとる一つの手段なのかもしれませんね。
用事がないときにもLINEを送る
男性は、女性と比べて”目的のない”行動をとることが少ないとされています。
用事がない時のLINEもそのひとつ。
しかし、相手が好きな人であれば別です。
”好きな人と連絡をとりたい”、”つながっていたい”という思いが”目的”となり、他愛ないLINEの頻度が増えるのです。
女性ほどは連絡をとる量が多くはないにしても、用事もないのに連絡がくる、というのは、男性からの愛情表現のひとつと言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
言葉で愛を伝えるのが苦手な日本人男性ですが、さまざまな行動や態度で愛情を表現していることがわかりました。
男性側も気づいてもらえているのか、不安なこともあるようです。
愛情表現に気づいた時には、しっかりと愛情を返してあげられるといいでしょう。
時には、言葉でも伝えてほしいものですが…そんな不器用さも愛しく思えてきますね。